前回の記事で醤油一滴の塩分量を調べました。
小皿の醤油に付けるのではなく、雫で垂らして頂くと減塩を管理しやすいことが分かりました。
しかし、手持ちの醤油差しが一滴づつ垂らせないのであれば新調しないといけません。
そんなときはラー油の空容器が超オススメです。
実はこれがなかなかのすぐれもの!!
ラー油を使い切ったら捨てずに再利用をしましょう。
候補はS&Bとハウス
今回オススメするのはS&B製とハウス製のラー油です。
どちらも唐辛子が入っているものと入っていないものの2種類が販売されています。
このラー油容器はボタンを押すと一滴づつ垂れるように作られており、それは粘度が低い醤油でもしっかり機能しています。
よく洗い油をきれいに落としてから醤油を入れて使いましょう。
ラー油容器レビュー
2社ありますので使い勝手を比較してみましょう。
S&B | ハウス | |
---|---|---|
容量 | 約30cc | 約30cc |
ボタン押しやすさ | 柔らかい | 固い |
ボタン1押し | 10滴 | 8滴 |
連続垂らし | ○ | ○ |
一滴垂らし | ○ | △理由は↓ |
傾けたときの垂れ | なし | 1~2滴垂れる |
蓋をして倒したときの漏れ | なし | なし |
ビンの入り口 | 直径18.5mm | 直径15.8mm |
ラベル | シール | 熱収縮フィルム |
ラベルの剥がしやすさ | △ | ○ |
参考価格 | 100円(税込み) | 100円(税込み) |
ぶっちゃけどちらでも問題なく使えます。
ハウスはボタンを押さずに傾けただけで1~2滴垂れますが、それを踏まえて使えばいいだけなのでさほど問題ではないでしょう。逆にボタンを押さずに軽く振ってポタポタと垂らすという方法が使えます。
メーカーは好みで使い分けでください。
中に別のモノを入れるのであれば「辣油」のラベルを剥がしたくなりますよね。ラベルの剥がしやすさは、フィルムで包まれているハウスの方が良いです。ナイフやハサミでキッカケさえ作れば引っ張るだけで簡単に剥がれます。
S&Bはシールタイプのラベルですので、お湯を使い接着剤を柔らかくしてから剥がす必要があります。
熱湯は必要ありません。熱めのお湯で十分です。
お湯に浸けるとラベルはズルっと簡単に剥がれます。
良い点はどちらも蓋がついていることですね。
瀬戸物の醤油差しだと、差し口が乾燥した醤油の固まりでたびたび詰まるのですが、このラー油入れであればそんな不具合はおきません。
また、蓋の裏で差口を塞いでいるため倒れても漏れてくることはありません。
この高機能容器が100円ですから安いものです。
しかもラー油付き!
醤油以外にも使おう
この容器は普通の醤油以外の調味料にも使えます。
例えばにんにく醤油、生姜醤油、唐辛子醤油、出汁醤油、昆布酢、唐辛子酢、コーレーグスなどなど。
これら手作り調味料をたくさん用意しておけばマンネリになりがちな減塩料理の味付けにもバリエーションが増やせるでしょう。
では、試しににんにく醤油と唐辛子醤油を作ってみましょう。
刻んで容器に入れ、
醤油を注いて完成です。
おそらく3日後には風味がでて、ひと味違った醤油になるはずです。
これは楽しみ楽しみ。
皆様もラー油容器を集めて減塩に味付けにといろいろ活用してみましょう!