2015/06/12 血液検査の結果

血液検査と尿検査の結果が出ました。
「時折起こる頭痛や脱力感の原因は塩分不足かも」と考えていましたが、血液にその傾向はあったのでしょうか?

結果一覧

血液検査の結果は以下のとおりです。

20150612_blood_test_01

ナトリウムは?

20150612_blood_test_02

怪しいと睨んでいたNa(ナトリウム)ですが、他の電解質とともに全くの正常値でした。塩分3~5g/日というハードな塩分制限をしていても血液中のナトリウムは減らなかったということです。
ナトリウムが不足すると骨や細胞からナトリウムを取り出して調整したり尿細管から再吸収したりしてやりくりをするのですが、それでコントロール出来る範囲の摂取塩分量だったということです。

ちょっと思惑外れでしたね。「塩分が全然足りないから帰りにラーメン食べよう」という素晴らしいオチを期待していたのですがガッカリです。

ただし先生からは「しっかり汗をかいて塩分3~5g/日はやり過ぎの感もある。血圧も正常値に落ち着いているなら無茶はしないでください」とアドバイスを頂きました。

確かにそのとおりですね。「塩分は減らせば減らすほど良い」という思いは捨てて、その季節・運動量・発汗に合わせて適量摂取するというスタンスにしないといけませんね。

・夏が終わるまでは塩分は6g/日前後摂取する。
・さらに発汗に応じてスポーツドリンク等のナトリウムを含む水分を摂取する。
という方針でいきましょう。

せっかくなので他の項目も見て行きましょう。

血液の状態

20150612_blood_test_03

白血球が少なく赤血球が多いという結果。

白血球は元々少ない体質の方もいるため過去の検査と比べてみてくださいとのことでした。過去の血液検査を確認をしてみるとやはり同様の傾向です。このため問題なしと判断しています。

赤血球が多いのは脱水気味の可能性もあるとのこと。減塩の影響かと思いましたが、これも過去の血液検査同等の値ですので体質でしょう。

なお体質でもさらに増えていく・減っていくなどの変化があるときは注意が必要ですのでアラームを挙げてくださいとのことでした。

MCVも下回っていますが、これは赤血球の容積が小さいということを示しています。ただし基準を80からとしている場合も多いため気にするレベルではないようです。

タンパク質

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総タンパク質量(T.P)問題なし。
ただしAlb(アルブミン)が若干高いと出ています。Albは肝臓で作られるタンパク質の一種で、値が小さいと肝機能の異常とされますが、わずかに高い程度であれば気にする必要はないとのことです。
A/G比(アルブミン/グロブリン比)もこの影響で若干超えていますが、こちらも低いほうが問題で気持ち高い程度ならほぼ問題ないとのことです。

肝臓

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酒好きにはお馴染みの指標ですが、節酒をしていることもありγ-GTPは12と極めで良好な結果がでました。
肝臓はまだ元気に頑張ってくれているようです。これはうれしい。

 コレステロール

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総コレステロール量(T-CHO)、中性脂肪(T.G)問題なし。
HDL(善玉)コレステロールが多く、LDL(悪玉)コレステロールが少なくなっています。

基準範囲を超えてはいますが、これは動脈硬化に対してはとてもよい状態です。悪玉コレステロールが血管にコレステロールをばら撒き、これを回収するのが善玉コレステロールです。この悪玉コレステロールが少なめ、善玉コレステロールが多めという状態をキープし続ければ、動脈硬化の進行を遅らせることが出来るということです。

尿酸

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痛風の原因となる尿酸(UA)が高めに外れています。
昔から痛風になりやすい体質だったので気にしていたのですが、やはりダメでした。

今の食事もプリン体についてはノータッチでしたので、見直さないといけないですね。
多分納豆と魚かなぁ・・・。

血糖値

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過去1~2ヶ月間の血糖値の状態を表すHbA1cも問題なしです。
頭痛や脱力感の原因は低血糖症かもしれないとも考えていましたが、これも違うようです。

血液検査を終えて

結局のところ、時折発生する軽い頭痛と脱力感の原因は血液検査ではハッキリ出来ませんでした。しかし塩分不足の可能性は否定できませんので、少し摂取量を増やしてみます。それでも治らない場合は脳出血の後遺症という可能性が高くなります。ある程度は覚悟しつつ様子を見ていきましょう。

それはさておき、高血圧対策を行っている最中の体の状態を知れたことはとても良いことでした。「もしかしたらアレかな、いやアレかも」という不安を一掃でき、あれこれと考えて進めてきた高血圧対策も割りと間違えていなかったということも確認できました。

血液検査は3000円程度と大して費用も掛かりませんので、もし体の状態に不安があるなら是非受けてみてください。
スッキリしますよ。

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コメント

  1. くっちー より:

    私も去年39歳で左視床出血しました。右半身不全麻痺、感覚障害が残こり半年過ぎた位から視床痛が出ました。視床痛は物凄く痛いですよ。

    • ameo より:

      くっちーさん、コメントありがとうございます。
      ネットを探しても同じ疾患の方が少ないのでうれしいです。

      今、発症からちょうど半年なんです。
      視床痛やてんかんが起こるか否かはこれからですのでやはり怖いですね。

      この記事でも書いた時折起こる頭痛は麻痺側に限定した痛みではないので
      どうやら視床痛とは別のもののようです。
      相手が脳ですので、この痛みがどう変化していくのか分からずとても心配です。

      お互いこうなってしまった以上、出来る限りのことをしていくしかないですよね。
      一緒に頑張りましょう!!

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