以前、運動で汗をかくと体内の塩分を大量に抜くことが出来るということを確認しました。
運動による発汗は高血圧対策の減塩の手法として大いに活用できるという話でした。
しかし、これを確認したのは夏です。
このために「冬でも同じように汗をかくことができるかわからない」という宿題が残っていました。
どんなに運動をしても寒さにより汗がかけないのであれば、1年を通じて使える手法ではなくなってしまいます。
冬の間も発汗データを記録してきましたので、その確認をしていきましょう。
冬の運動条件
この冬に行った運動は夏の内容とは異なります。
体が運動に慣れてきたため、走る距離や負荷が変化しているのです。
夏 | 冬 | |
---|---|---|
距離 | 8~10km | 10~30km |
コース | 平地 | 平地/峠道/階段/未舗装山道 |
ペース | 8km/h | 10km/h |
練習内容 | 長距離/軽い筋トレ | 短距離/長距離/軽い筋トレ |
そして冬の服装は、防寒タイツやウインドブレイカーで上下とも4枚重ね、さらに手袋に帽子という完全防寒で臨んでいます。着ぶくれサウナスーツといった感じでしょうか。
このような違いがあることを前提に話を進めていきます。
夏のおさらいから
まず夏のデータを見てみましょう。
季節 | 距離(km) | 発汗量(L) | 塩分濃度(%) | 塩分量(g) |
---|---|---|---|---|
夏 | 8.38 | 1.76 | 0.32 | 5.73 |
私は多汗症だから、という特殊な事情もありますが、夏は1時間程度のランニングで5.73gの塩分が排出できています。高血圧患者の一般的な塩分制限が1日で6gですから大変な量です。
これだけの塩分を毎日排出できるのであれば食事による塩分制限も一段と楽になります。
(尿による塩分排出が減るため、食事に5.73gの塩分を追加できるというわけではありませんが)
では冬はどうだったか
12月から2月にかけてのデータを見てみましょう。
データがない欄は雨や雪、そして2月の多くは怪我による休みです。
ND:NonDataの略でデータが測定できなかったことをあらわしています。
日付 | 距離(km) | 発汗量(L) | 塩分濃度(%) | 塩分量(g) |
---|---|---|---|---|
12月1日 | 7.7 | 1.4 | 0.32 | 4.48 |
12月2日 | 10 | 1.5 | 0.32 | 4.8 |
12月3日 | ||||
12月4日 | 10.5 | 1.3 | ND | |
12月5日 | 9.9 | 1.7 | 0.35 | 5.95 |
12月6日 | 15.8 | 1.9 | ND | |
12月7日 | 10.1 | 1.2 | ND | |
12月8日 | 13.6 | 1.8 | ND | |
12月9日 | 9.3 | 1.5 | ND | |
12月10日 | 16.8 | 2.5 | ND | |
12月11日 | 11.3 | 2.2 | 0.4 | 8.8 |
12月12日 | 10.2 | 1.7 | ND | |
12月13日 | 16.2 | 2.3 | ND | |
12月14日 | 9.8 | 1.9 | ND | |
12月15日 | 15.2 | 2.7 | ND | |
12月16日 | 10.3 | 1.6 | ND | |
12月17日 | ||||
12月18日 | 11.3 | 1.3 | ND | |
12月19日 | 15.1 | 1.8 | ND | |
12月20日 | 9.6 | 1.6 | ND | |
12月21日 | 18 | 2.2 | ND | |
12月22日 | ||||
12月23日 | ||||
12月24日 | 10.5 | 1.7 | ND | |
12月25日 | 9.9 | 1.3 | ND | |
12月26日 | 15.1 | 2.2 | ND | |
12月27日 | 21 | 2.3 | ND | |
12月28日 | 10.4 | 1.6 | ND | |
12月29日 | 12.8 | 1.6 | ND | |
12月30日 | 10.9 | 1.2 | ND | |
12月31日 | 16.6 | 1.9 | ND | |
1月1日 | 22.7 | 3 | ND | |
1月2日 | ||||
1月3日 | 6.4 | 1.9 | ND | |
1月4日 | 12.1 | 1.7 | 0.29 | 4.93 |
1月5日 | ||||
1月6日 | 10.5 | 1.6 | ND | |
1月7日 | 15.6 | 1.9 | ND | |
1月8日 | ||||
1月9日 | ||||
1月10日 | ||||
1月11日 | ||||
1月12日 | ||||
1月13日 | 11.9 | 1.3 | ND | |
1月14日 | 11.1 | 1.1 | ND | |
1月15日 | 11.8 | 1.8 | ND | |
1月16日 | 21.3 | 2.5 | ND | |
1月17日 | ||||
1月18日 | ||||
1月19日 | ||||
1月20日 | 10.4 | 1.4 | ND | |
1月21日 | 9.6 | 1.2 | ND | |
1月22日 | 11.5 | 1.6 | ND | |
1月23日 | 22.4 | 2.5 | ND | |
1月24日 | ||||
1月25日 | 10.1 | 1.3 | ND | |
1月26日 | 14.5 | 1.4 | ND | |
1月27日 | 14.4 | 1.8 | ND | |
1月28日 | 10.7 | 1.8 | ND | |
1月29日 | ||||
1月30日 | 11.7 | 1.3 | ND | |
1月31日 | 29.3 | 2.9 | ND | |
2月1日 | ||||
2月2日 | 9.5 | 1.4 | 0.38 | 5.32 |
2月3日 | 9.1 | 1.3 | 0.25 | 3.25 |
2月4日 | 10.5 | 1.5 | 0.34 | 5.1 |
2月5日 | 10.2 | 1.4 | ND | |
2月6日 | ||||
2月7日 | 10.5 | 1.3 | ND | |
2月8日 | 9.7 | 1.4 | 0.41 | 5.74 |
2月9日 | ||||
2月10日 | 9.3 | 1.1 | ND | |
2月11日 | 9.1 | 1.2 | 0.28 | 3.36 |
2月12日 | 9.1 | 1.4 | 0.34 | 4.76 |
2月13日 | ||||
2月14日 | 8.6 | 1.7 | 0.4 | 6.8 |
2月15日 | ||||
2月16日 | 11 | 1.6 | ND | |
2月17日 | 11.5 | 1.2 | ND | |
2月18日 | ||||
2月19日 | 5.3 | 0.9 | 0.28 | 2.52 |
2月20日 | ||||
2月21日 | ||||
2月22日 | ||||
2月23日 | ||||
2月24日 | ||||
2月25日 | ||||
2月26日 | ||||
2月27日 | ||||
2月28日 | ||||
2月29日 | 9.6 | 1.3 | ND | |
平均 | 12.32 | 1.68 | 0.34 | 5.06 |
夏との比較
季節 | 距離(km) | 発汗量(L) | 塩分濃度(%) | 塩分量(g) |
---|---|---|---|---|
夏 | 8.38 | 1.76 | 0.32 | 5.73 |
冬 | 12.32 | 1.68 | 0.34 | 5.06 |
発汗量は?
冬ではありますが、平均で1.68Lという大量の汗を排出しています。夏の平均が1.76Lでしたのでほぼ同等です。
普通に考えると冬場の汗は減るはずですが、
・走る距離が伸びている
・走るペースが早くなっている
・完全防寒で走っている
これらにより同等の発汗量を排出できたのだと考えられます。
すなわち「冬だからと言って汗を出せないということはない」ということが分かりました。
汗の塩分濃度は?
汗の量は夏同等にかくことができました。
しかし、汗の塩分濃度は残念ながらほぼ測定出来ていません。
これは測定方法に問題があるためです。
運動中の汗は発汗と蒸発を繰り返すため塩分濃度はどんどん濃くなっていきます。このため、運動中の滴る汗では正しい数値は得られません。本来であれば汗をキレイに拭き取り、直後に噴き出してくる汗の塩分濃度を測定するのですが、寒い冬ではそれが出来ません。寒さのために運動を止めるとすぐに発汗が収まってしまうのです。
しかし、汗は大量にかけていますので夏同等の塩分濃度であることが推測できます。
その証拠に、なんとか測定ができた日の塩分濃度は平均0.34%と夏の値に近い数値がでています。汗の塩分濃度は時間単位の発汗量、すなわち発汗スピードで決まります。たとえ冬であってもしっかり汗をかけば、それに見合った塩分濃度の汗が出るということです。
「冬であっても、しっかり汗をかけば塩分濃度が薄くなるということはない」ということも分かりました。
つまり、冬でも発汗脱塩法は効果あり
懸念していたような「冬だから運動をしても塩分が抜けない」ということはありませんでした。
しかしそのためには、多少過度な厚着でしっかり負荷のかかる運動をしないといけません。夏のように容易に汗がかける環境とは違うので、そこが冬場のポイントとなりそうです。
私は野外を走りましたが、暖かい室内でランニングマシンやエアロバイクでもOKです。塩分を排出するために汗を一気にかくことが目的です。汗をできるだけかかないようにするスマートなやり方は、高血圧対策としてはあまり適していないということです。
治療の一環だと割りきってダラダラと汗をかきましょう。
【おまけ】走行距離と発汗量の関係
せっかくですので、走った距離と汗の量をグラフにしてみました。
短距離や階段などをいろいろな運動を組み込んではいますが、基本的に走った距離と発汗量は比例に近い関係があることが分かります。
とは言っても発汗にも限界がありますので、さらに距離を伸ばしていくと発汗量の伸び率も減っていくのでしょう。その頃には脱水症ですが。
「多汗症がサウナスーツのような格好で」という条件が付きますが、これが私の目安です。
走行距離 | 10km | 20km |
---|---|---|
発汗量 | 1.5L | 2.5L |
塩分量 | 5.1g | 8.5g |
※汗の塩分濃度を0.34%で計算
食事による塩分制限をしている方なら驚くであろう塩分量を排出しています。
まとめ
・寒い季節でも運動による発汗脱塩法は有効
・冬でも平均5.06gの塩分排出ができた
・冬は汗を積極的にかけるような完全防寒が必要
・寒さにより汗が出にくくなるため、夏より高い運動負荷が必要
私は食事で摂取した塩分をほぼ汗で排出しているということです。食塩感受性が高いはずなのですが、たまに塩分多めの食事をしても血圧が動じないのはこういうことだったんですね。
ガテン系など体を動かして汗を大量にかく仕事であれば、塩分摂取量はさほど心配する必要はないと言われていますが、なるほど納得です。
塩分の排出だけでなく、運動本来の目的である体質改善の効果もあったのでしょう、血圧に厳しいと言われている冬ではありますが値は非常に安定しています。
運動は塩分や体質の改善だけでなく、ストレス発散としても非常に有効です。「イライラするからちょっと走ってくる!!」という多感な男子中学生のようなノリではありますが、走り終えると確かに心体ともにスッキリします。
塩分/運動不足/肥満/ストレス、そして高血圧が気になる方であれば、是非「汗をかくことが目的の運動」をしばらく続けてみてください。
きっと全てが良い方向に変化していきますよ。
最後に注意点をいくつか
運動による汗で塩分は抜けます。これは高血圧患者にとって有用なことですが、何事にも限度があります。特に脳卒中などの合併症を経験していたり高血圧が危険な領域にいる方は、健常者や若者とは違い限界がすぐそこにあるかもしれません。「塩分ガンガン抜くぜぇ」といきなり心臓や血管に高負荷を掛けるとそれがキッカケで発症する恐れがあることも忘れないでください。
はじめは軽くでOKです。体に相談しながら時間を掛けて運動量を増やしていきましょう。
そして、汗の成分には塩分のナトリウムだけでなく、カリウムやマグネシウムなどの必須ミネラルも含まれています。これらの成分もナトリウムと一緒に大量排出しているのです。このため、この発汗脱塩法に取り組む場合は今まで以上に各種ミネラルをしっかり補充することが必須となります。
もし、ミネラルの摂取量が不安なら血液検査がお薦めです。ミネラルの過不足は血液検査に「電解質(イオン)も検査する」というオプションをつけると分かります。
コメント
はじめまして。
いつも興味深く拝見しております。
私も生活習慣病のリスクからジョギングを始めてそれが趣味になった者です。
そんな折、少し気になる記事を見かけました。
この記事に関しては如何、お考えでしょうか?
私は週に40km~50km、時速12~13km/hで走っており、該当するため少し気にかけております。
以下、転載します。
内科・循環器科の専門医でもある石蔵文信・大阪樟蔭女子大学教授によると「マラソンやハードなランニングは健康にプラスになるどころか、寿命を縮める恐れもある」という。「ジョギングなどの適度な有酸素運動は健康にプラスになりますが、無酸素運動の比重が高いマラソンは心臓や血管に大きな負担をかけます。特に動脈硬化が進む中高年には、お勧めのスポーツとは言えません」実は、ランニングが命を縮めることは、様々な医学研究でも報告されている。英国の医学誌『ハート』は、アメリカの心臓専門医が30年にわたり、5万2600人に行った追跡調査を報告している。これによると、週に32~40キロのランニングをしている人は、それ以下の人と比べて死亡率が高かったという。 また、別な追跡調査によると、ジョギングする運動習慣を持っている人は大幅に死亡率が低かったが、自転車ぐらいのスピード(時速13キロ)でランニングする人は死亡率が高かった。さらに同誌では、「激しい運動を行うアスリートに心房細動(不整脈の一種で、心不全や脳梗塞のリスクが高くなる)が多いことは心臓専門医の間でよく知られた事実。ハードな運動は心臓の摩耗と機能低下を起こす恐れがある」と、警鐘を鳴らしている。
以上です。
チャナさん、はじめまして!
管理人のameoと申します。
コメントありがとうございます。
私もちょっと気になったので調べてみました。
この記事の元ソースはゴシップ雑誌「週刊大衆」の増刊誌「週刊大衆 ヴィーナス 2016年3月4日号」ですね。
確かに表紙に【「ランニングで早死する」証拠】という見出しがあります。
これが週刊大衆のネット版「日刊大衆」で【走るな危険!「ランニングは早死にする」これだけの理由】というタイトルに変えられて各ゴシップメディアに配信されたようです。
「週刊大衆 ヴィーナス」「週刊大衆」を画像検索すると表紙が出てきますので、他にどんな記事があるかを見てみることをオススメします。
性と金とスキャンダルがメインコンテンツで、卑猥な見出し満載で袋とじのムフムフなグラビアがついているあの手の大衆娯楽誌です。
すいません、もうこの段階でどうでもよくなってしまったのですが・・・。
苦言を呈するが名前を明記しない関係者やジャーナリスト、そして出典を探せないようにしたまま使う研究結果は、基本「何かしている」と思って問題無いですよ。
ただ、この記事の中で名前が出ている石蔵文信氏の「恐れがある」「ほどほどに」は最悪の事態を避けようと考える医師としては極当たり前の意見ですよね。
どんな年齢であってもスポーツをするのであれば必ずリスクは増えます。
車に乗れば交通事故をおこすリスクが増えるのと同じです。
問題は「リスクがどの程度増えるのか」と「メリットがどの程度増えるのか」です。
それらを故意にわからないようにしてミスリードを促し、不安を煽るのは典型的なゴシップ記事の構成です。
ネットはたとえ嘘でも話題になりさえすればお金になります。
私たちは以前にも増して「どこまでが真実か」をしっかり汲み取りながら流れてくる記事を読まないといけません。
この記事は突っ込みどころ満載という意味で愉快なものではあるのですが、私の意見としては「無視すべき」ですね。
同じ号でシモネタに紛れて「激ヤバ情報をキャッチ 東京マラソンでテロが起こる」というのもあります。
その程度の記事だと思っていいんですよ。
どうでしょうか?
チャナさんもどうでもよくなって頂けたのであれば嬉しいです。
回答ありがとうございます。
私自身もこの記事に関しては半信半疑ではあります。
個人的にはジョギングを始めてから健診の各種数値は改善しましたし、体型も20代の頃に戻りましたので続けていこうとは思っています。
まぁ世の中、いろんな考え方や見解がありますし、特にマスメディアに乗ってくる情報とうのは何らかの意図があるわけで。
只、「大衆紙」の「ゴシップ記事」は一般紙(全国紙)やTVなどが諸事情(スポンサー、利権、権力との柵など)により報道しない記事を書くこともありますので一概に馬鹿にはできません。
情報リテラシーが大切ですね。
ではお互い、健康維持に努めましょう。
はじめまして、tommyと申します。
幼少の頃にネフローゼをやったのですがその後何事も無く30年が経ち、今またネフローゼになってしまいました。
現在入院中で時間もたっぷりあることからいろいろとネット情報を見ており、こちらのブログも楽しく拝見させてもらっています。
質問なのですが、かなりの発汗を伴う運動が塩分抜きに効果的なのは分かります。
ただその後で適量の補給をしないとナトリウム欠乏にはならないのでしょうか?
私が今回ネフローゼになった際、血中ナトリウム値が落ちてナトリウム欠乏になり非常に苦しい思いをしましたので、そのあたりのコントロールをどうされているのか参考までにお聞かせください。
私も元来スポーツ好きで、腎機能が回復したら少しずつ体を動かすことをしたいと考えています。
tommyさん、はじめまして!
管理人のameoです。
おそらく御存知の通り、ナトリウムは生きていくために必要な必須ミネラルです。
コレが不足すると、脱水症だけでなく脱力感/筋肉異常/精神障害、ひどくなると昏睡状態にまで陥ります。
塩分の排出には「腎臓経由の尿」と「発汗」の2種類がありますが、この割合を発汗に大きく振るというのが私が試していることです。
発汗での塩分排出は増えますが、尿での塩分排出は恐らく大きく減っています。
尿の管理はしていませんので、摂取と排出の合計でどれだけ塩分が減ったのかを正確に掴んではいません。
実は去年、この発汗脱塩法を始めた頃に脱力感を感じることが多くなりました。
当時は食事で4~5g/日というキツ目の塩分制限をしながら、発汗でも大量の塩分を排出していたのです。
原因がナトリウム不足ではないかと疑い、病院で血液検査をしてみたのですが、ナトリウムイオンの数値は正常域でした。
私の場合、この程度ではナトリウム不足にはならなかったのです。
体内のナトリウム量を正確に管理したいのであれば「オプションの『電解質検査』を追加した血液検査をする」というのが正解ではないでしょうか。
本当であれば数カ月ごとに血液検査をするのがベストなのですが、本来の目的である血圧値が問題なくコントロールできているので「日々の塩分量の管理は血圧値を見ながら」というのが現状です。
食事制限も緩和しており、もう昔のような厳格な塩分制限はしていません。
美味しい料理を食べるために塩分摂取の上限を探っているような状態です。
もし血圧値が暴れたり、ナトリウム欠乏の症状が出た場合は、血液検査で状態を確認して生活を補正していくことになるでしょう。
どんな疾患も本人が前向きに考えることが一番の治療だと思います。
tommyさんも自分を変化させていくことを楽しんでくださいね。
私も応援していますよ!
ameoさん
丁寧なお返事ありがとうございます。
昨日いったん退院となりバタバタしておりました。
実はちょうど引越しをしている期間に入院してしまったため、現在ホテル暮らしです。
減塩は必要なのに自炊が出来ないという結構困った状態で、今日もスーパーで何が食べられるかあれこれ成分表を見てきました。
運動で発汗が増えれば腎臓から出て行くナトリウムが減るということ、すっかり抜け落ちていました。
トータルで出て行く量が同じなら基本的にはナトリウム欠乏になならないということですね。
参考になります、ありがとうございました。
>どんな疾患も本人が前向きに考えることが一番の治療だと思います。
その通りだと思います、前向きに考えればいくらでも楽しめる要素はありますね。
私は妻から「何でそんなに前向きなの?」と言われる状態なので、これからもその気持ちは継続していきたいと思います。
tommyさん、こんにちは。
退院おめでとうございます!
まだ落ち着けない環境のようですが、しばらくは体を第一に考えてご自愛下さいね。
スーパーの市販品だけで減塩というのはなかなか難しいですよねぇ。
「揚げ物と甘いモノだけ食べる」という減塩初心者がはまりがちな罠に注意してくださいね。
減塩料理を入手できない場合は「量の減塩」という手法が役に立ちます。
質の減塩:料理の塩分濃度を低くする
量の減塩:塩分の多いおかずの量を減らし、無塩の主食の量を増やす
量の減塩であれば普通のおかずが活用できます。
おかず半分、ご飯大盛りでも減塩50%になるということです。
おかずとご飯のバランスに慣れるまでは大変ですが、慣れると食事のバリエーションが一気に増えます。
是非試してみてくださいね。
また疑問点などありましたらお気軽にコメントください。
出来る限りのご協力をさせていただきます。
それでは、また!