高血圧になってしまったら揃えておきたいものをまとめておきましょう。
必ず揃えておきたいもの
血圧計
高血圧対策はこれがないと始まりません。
血圧は診察室で医師が測ったデータより自宅の測定データの方が重要です。
血圧計は体重計のように簡単に測れるものではなく、ある程度コツが必要になります。
はじめのうちは生活のいろいろなシーンで測定し、自分の血圧についての理解を深めましょう。
上腕巻き付け式だと安いもので3000円台、PCやスマホと通信をしてデータを管理できるものだと8000円程度します。
高いものではありませんが、会社や自治体で助成金が設定されている場合もありますので調べてみてください。
血圧記録用紙or記録アプリ
測定した血圧はしっかり記録しましょう。
血圧の改善には長期的にどのように変化したかが重要になります。
そして診察時にこのデータが必ず必要です。
これを持っていかないと医師は患者の状態が大雑把にしかつかめません。
当然大雑把な診察になってしまいます。
最近では血圧計とセットになっているアプリもあります。
自分で記録するなら記録用紙はネットで無料ダウンロードが可能です。
体重計
体重を1kg減らすと血圧が1~1.5mmHg下がると言われています。
一般的に高血圧の方は肥満を伴っている場合が多いため、減量は高血圧対策として非常に有効です。
逆の言い方をすると体重が増えると血圧が上がるということです。
たとえ太っていなくとも体重の管理はしっかりしましょう。
キッチン秤(はかり)
電卓
塩分制限を始めると、成分表をチェックすることが多くなります。
しかしナトリウム含有量しか書かれていなかったり、成分表の基準となる量が100gだったり15gだったりとまちまちです。
1食でどの位の塩分を摂取したのかを計算するには秤と電卓が必要になります。
低塩調味料
減塩をはじめると真っ先に困るのが調味料。
減塩のあっさり味を一工夫をしようにも塩分が少ない調味料は限られています。
いずれしっかりまとめますが、取り急ぎ
塩無添加出汁
鷹の爪、七味、チリパウダーなどの唐辛子系
ポン酢などの柑橘系
生姜、にんにく、かつお節、ワサビ、辛子、ゴマなどの薬味
などを用意するとよいでしょう。
もちろん醤油や味噌は減塩タイプを用意するのがいいですが、減塩でも塩分が多い調味料なのでしっかり量の管理をしましょう。
便座カバー
トイレマット
冬場につけていない家庭はさすがにないでしょうがこれらも必須です。
冷たい便座や床に触れると即座に血圧は上昇します。
視覚効果も狙って暖色などいかがでしょうか。
小型電気ストーブ
冬場には用意しておきたいものです。
トイレや脱衣所は寒さにより血圧が急上昇してしまいます。
心筋梗塞や脳卒中などを引き起こさないためにもすぐに温まる電気ストーブを活用しましょう。
出来れば欲しいモノ
ちょっとお金がかかるがあると便利なものもまとめておきます。
シャワートイレ
シャワートイレは高血圧にも有効です。
トイレで踏ん張る行為は血圧を40~50も急上昇させますので、お通じをスムーズにすることは脳卒中や心筋梗塞などが発症する危険性を低減させます。
冬場に便座が暖かいこともトイレで血圧を上げない効果があります。
取り付けタイプなら15000~20000円程度です。
2台目の手首式血圧計
もし持ち運びが困難な上腕式の血圧計を持っているなら、持ち運べる血圧計も用意しましょう。
運動や仕事の合間、旅行先で測定できることは大きなメリットです。
また私のように次の疾患に進んでしまった方にとっては、いつでも即座に血圧が測定できることは不安の解消につながります。
値段は上腕巻き付け式とあまり変わらず、3000~7000円程度です。
塩分測定器
スープの塩分を即座に測定できます。
安いもので3000円台、良いものでも1万円程度です。
どうしても外食が多くなる方や食材から計算するのが面倒くさいという方にオススメです。
他にも「これはイイ!!」というものが見つかり次第、ドンドン追記していく予定です。