動脈硬化を止めよう! 原因となる危険因子をまとめてみました

相変わらず朝晩の血圧は順調にコントロールできていますが、仕事中などの活動期に血圧を測定すると下の血圧だけが正常値を超えていることが結構な割合であります。私の場合は上より下の血圧の方が余裕がないということです。

通称「下の血圧」は正確には拡張期血圧や最低血圧と呼ばれ、心臓が血液を押し込んでいないときの血圧です。この下の血圧は血液が血管をどれだけ抵抗なく流れるかという指標でもあります。つまり動脈硬化が進み血管が狭くなるとまず下の血圧が高くなるのです。

動脈硬化は怖いけど具体的に何をどうしたらよいのかわからない。
そんな思いが募ってきたので動脈硬化の原因となる危険因子についてまとめてみました。

動脈硬化の進行と血圧の変化

動脈硬化の進行と血圧の関係をまとめると以下のようになります。

動脈硬化初期:下の血圧が高くなり、脈圧(血圧差)が小さくなる。
動脈硬化中期:上の血圧が上昇しだす。
動脈硬化末期:血管が硬くなると上の血圧は更に高くなるが下の血圧は逆に低くなる。

つまり下の血圧だけ上昇し始めているということは、動脈硬化系高血圧の入り口にいる可能性が高いのです。

動脈硬化を抑えこむために出来るだけのことはしておきましょう。

動脈硬化の危険因子

唐突に「動脈硬化を防ごう」と言われても多種多様な要因が絡んでいますので困惑してしまいます。
分かりやすいように整理をしましょう。

20150708_arteriosclerosis_01

上の5項目が特に重要です。
そして対策が可能なものと不可能なものがあります。

「遺伝」は節制をしても動脈効果になりやすい人だけでなく、普通の生活をしていれば問題ない人でも不摂生をした途端にグッと動脈硬化になりやすくなるというパターンもありますのでご注意ください。ウチの家系はどうやらそのタイプのようです。

もう少し詳しく分類してみましょう。
血液検査などの規格を追加してみました。

20150708_arteriosclerosis_02

表にも記載していますが、血液検査の規格値は医療機関/患者の年齢/他の疾患/前回からの差異などで扱いが変化します。OK/NGの判断は必ず医師の指導に従ってください。

私の場合は・・・

私も早速チェックをしてみました。

20150708_arteriosclerosis_03

今はとても良い感じに収まっています。

脳出血発症前の不摂生を極めていた頃のデータがあればよかったのですが、健康診断すら数年に渡り受けていなかったという始末なので。それぐらいルーズな生活だったのです。おそらく2/3程度がバツだったのではないでしょうか。

最後に

「高血圧により動脈硬化が進行し、動脈硬化により高血圧が進行する」という関係がありますので、このリストは高血圧の対策と言ってしまうことも出来ます。これらを常に気に書けることで動脈硬化から始まる高血圧、そして脳梗塞などの合併症を防ぎましょう。

何はともあれ、私の場合は現状をしっかりキープしておけば動脈硬化の進行を遅らせることが出来そうですね。堕落した生活に戻らないように注意します。
これで一安心、そしてスッキリ。

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コメント

  1. タナカ フジオ より:

    とても参考になりましたので、動脈硬化を抑え込むために出来るだけのことは実行したいと思います。

    • ameo より:

      管理人のameoと申します。
      コメントありがとうございます。

      高血圧や動脈硬化の原因は無数にあり、耐性も人により異なります。
      まず自分の場合はどうなのかを整理して個性を自覚することが大切です。
      それでやるべきことも明確になると思うのです。
      一緒に頑張りましょうね!

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