オムロンコネクト大幅アップデート、「かんたん血圧日記」がなかなか良さそうです

オムロンコネクトは2018年2月26日のバージョンアップにより「かんたん血圧日記」機能が追加されました。
これがなかなかのスグレモノです。

なにが変わった?

以前のバージョンの機能はサービスが終了したウェルネスリンクと比べても見劣りしており、あまりおすすめしたくないシロモノでした。

●参考
2017年12月ウェルネスリンク終了へ オムロン血圧計をお使いの方はご注意を

しかしその不満を汲み取ってくれたのでしょうか、今回のアップデートで大幅に改善されています。

・朝晩の血圧値でグラフを表示できる

1日の平均値だけだった血圧グラフが朝晩の2本で表示できるようになり、早朝高血圧や就寝前血圧を確認出来るようになりました。

・レポートのダウンロード/印刷が可能に

ウェルネスリンクの朝晩血圧手帳のようなPDFレポートをメール添付で受け取れるようになりました。印刷することで診察時の報告もスムーズに行えるでしょう。

・データのダウンロードも可能

(これは以前のマイナーアップデートで対応していたのですが)血圧データをcsv形式で受け取ることもできます。血圧データをご自分でまとめたい方はExcelやgoogleスプレッドシートを用いるとよいでしょう。

・メモ機能/カレンダーの充実

ウェルネスリンクでは数文字しか書けなかったメモ機能が充実しています。服薬や運動などのメモがアイコンで簡単に記録できるようになりました。

カレンダーにこのアイコンと血圧レベルを表示させることができます。これで「お酒を飲んだ翌朝の血圧が高い」などの傾向が簡単に判断できるようになりますね。

・服薬時間をアラームで教えてくれる

服薬時間にお知らせをしてくれます。些細なことではありますが嬉しい機能ですね。

私は夜の血圧測定を忘れることが多いので、測定時間のアラームとしても使用できるとなお良いですね。

公式サイトがとてもわかりやすくまとめられていますので詳しくはこちらをご参照ください。

●OMRON connectとは > かんたん血圧日記【オムロンコネクト】
https://www.omronconnect.com/jp/ja_def/bpdiary/

この新機能「かんたん血圧手帳」とてもよいですね。
私が必須だと考えていた項目がすべてクリアになっています。
以前のバージョンはお世辞にも出来が良いとは言い難いものでしたので、アプリの評価はボロボロですが、これから再評価されていくのではないでしょうか。

注意点いくつか

タブレット未対応

iOS/Androidともにタブレットは未対応とされています。

老眼が進むと小さい文字が読みにくくなりますので、タブレットを愛用している方もいるかと思いますのでコレは残念ですね。

ただ調べてみるとオムロンコネクトが使えているタブレットもあるようです。自己責任になりますが、もしタブレットのみをお持ちの方はタブレット名とオムロンコネクトで検索してみてください。

Bluetooth接続は、頑張る(?)

Bluetooth機器をよくお使いの方はおなじみの「接続不良」の話です。
最新のメジャーなスマホであればこのような問題は起きないとは思いますが、、。

アプリや価格コムのレビューを見てみるとBluetoothの接続不良で苦しんでいる方をチラホラ見かけます。特にAndroidの場合はサポート端末が限られています。更にサポートされていてもスマホ発売時点のOSバージョンのみに限定されています。スマホは発売直後に不具合改善のアップデートがあるのが世の常ですので、この説明を鵜呑みにするとAndroidはほぼ全てがサポート対象外となるでしょう。つまり「もちろん使えるように作ってはいるけど動作保証はできない」というスタンスですね。

●サポート端末一覧表
https://www.omronconnect.com/jp/ja_def/devices/

まあこれは他のBluetooth機器でも似たようなものです。

運悪く正規の手順で接続ができなかった場合は、ペアリングon/off、アプリ再起動、本体再起動、他のBluetooth機器の解除、ボタンを押すタイミングを変えるなどを組み合わせて正解を探すわけです。あまり高齢者の方にやらせたくない作業ですね。

古い、もしくはマイナーなスマホをお使いの方は、血圧計を購入する前に「スマホ〇〇だけどオムロンコネクトに繋がらない」という情報がないかを検索しておきましょう。1万円前後と安くはない血圧計です。事前の調査は忘れずに。

私のスマホ「Xperia X Compact」はそもそもサポート端末ではありませんし、現在の血圧計もまだ使えているので今すぐに乗り換えることはしません。しかしオムロンコネクトは将来の候補として魅力的なサービスに変わりました。もしオムロンコネクトを利用している方がおりましたら使用感などを教えていただけると助かります。

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コメント

  1. テンコ より:

    はじめまして。

    私は28歳の時に脳出血になりました。
    当初は右半身麻痺と目眩が酷く出ましたが、今は麻痺が傍から見ると分からないほどにはなりつつやはり気圧の変化などから来るだるさには苦しめられており、
    また、右足裏には特に強く痺れが残っています。
    当時学生だったのですが勉強がとても忙しく、週に2日ほど、数時間だけ眠れればいい方というストレスフルな生活を送っていたことと、
    恥ずかしながら小さい頃から肥満体で、ストレスにより過食症と味覚障害を併発していたことで余計に体重が増し、それに血管が耐えきれなくなって…という形でした。

    脳出血になった直後は絶対安静のICUにいたため外界の情報を得ることもなく、自分の存在意義ばかりをぐるぐるとベッドの中で考え続ける毎日でしたが、
    徐々に緊急性の低い患者のいる部屋へと移されていってスマホを触る許可が出た時に見つけたのがこちらのサイトでした。
    それからはずっと、脳出血や高血圧に関する情報収集の要として拝見していました。
    御自身のお体を使った実験をされているところなど、本当に頭が下がる思いです。

    今日で脳出血を起こしてから一年が経ちました。
    通常であれば脳出血などとは無縁の年頃で脳出血を起こしたことでバカにされる事も多々ありましたが、
    こちらのサイトのおかげもあり、病気となんとか折り合いもつけられるようになってきました。
    勇気付けてくださるサイトを作ってくださり、本当にありがとうございます。

    余談ですが私も独身、家族も全くいない孤独な身ですので、そういう点でもとても共感しながら読ませていただいています。
    そういう点での恐怖心などは、御家族がいる方だとやはり分からない事もあると感じる事がよくありますし、
    自分と同じような境遇の方がいらっしゃると思うだけで少し心強いです。

    乱文失礼致しました。記事とは関係ないコメントで申し訳ないです。
    暖かくなってきましたので過ごしやすい日が続きますように。

    • ameo より:

      テンコ様、はじめまして。
      管理人のameoと申します。
      コメントありがとうございます。

      まずはご無事で何よりです!
      無理が利く20代の脳出血であれば先天性の脳動静脈奇形があったのかもしれませんね。
      私も医師にコレではないかと言われています。

      自分ではどうしようもない不幸ではありますがモノは考えようですよ。

      これでもう脳の血管に弱いところはありません。
      加えて血圧を適切にコントロールできれば脳出血であっても再発は極めてしにくいはずです。
      加齢で血管がボロボロになり発症する高齢の脳出血とは別物だと思うのです。
      血圧を下げ過ぎても再発の危険がある脳梗塞とも違います。
      ですので、まずは安心して体質改善に励んでください。

      全身がだるくなる症状は私も繰り返しでましたね。
      降圧剤や体質改善で血圧を急に下げると正常値であっても低血圧症の症状がでてしまいます。
      肥満と高血圧に順応してしまった体はすぐには戻りません。
      半年1年と時間はかかりますがだるさは徐々に消えていきますのでしばらくの辛抱ですよ。

      また心配事などありましたらぜひぜひ相談してくださいね。
      とてもよく似た境遇の先輩(?)ですのでアドバイスができるかもしれません。
      それでは、また!

  2. のんほい より:

    案外つかえる?と思いながら様子見ですw
    タブレットからPC操作でしたらTermviewerで
    Androidからでも可能です。私は主に30kmほど
    離れたところからC2DPC-自宅i5PC使ってました。
    まず8インチ以上ほしいところです。ネット速度と描画速度に依存します。

    あとイオンとかで見つけた減塩商品等あったので
    また紹介と今やってる工また報告しますので
    ネタに使ってやってください

    • ameo より:

      こんにちは。
      ameoです。

      スマホ専用アプリでなくWebアプリだったのならもっと良かったのですけどね。
      ブラウザさえあればどんな端末でも使えるし、OS更新や新モデルに合わせた細かいアップデートも必要ありません。
      なぜ開発と維持に手間のかかる方を選んでしまったのか少々疑問が残ります。

      減塩商品も分かりやすくデータベース化したいのですけどなかなか手が回りません。
      あー時間が欲しい。
      あとお金(切実)

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