健康診断の結果が出ました。
概ね良好です。
しかし、血糖値で要指導の値が出てしまいました。
詳しくみていきましょう。
健康診断結果
結果はこんな感じに。
血圧、血中脂質、肝機能は特に問題なしです。
ただし、「HbA1c」と呼ばれる過去1~2ヶ月の血糖値の状態を示す値が要注意として引っかかりました。すなわち夏の間の血糖値が高かったということです。「ご飯など炭水化物を摂取した後の血糖値が上がりやすくなってきていますので注意してください」との指導をいただきました。
しかし、これには思い当たるフシがありまして・・・。
走る距離が伸びてきたため、運動前に菓子パンやチョコなどすぐにエネルギーになる糖質を積極的に摂取していたのです。さらに暑い日はランニング後のアイスも欠かせませんでした。
体重が落ち気味だったこともあり、甘いものを多めに摂取することで体重を保持しようという意味合いもあったのです。これが良くなかったのかもしれません。
10kmを1時間というアスリートから見ると笑われてしまうようなスローペースですので、運動時のエネルギー摂取にさほど神経質になる必要はなかったようです。
今後は運動前後の甘いオヤツを控え、その分のカロリーを朝昼晩の三食に振り分けたいと思います。しっかり運動をした日の消費カロリーは3000kcalですので、間食をなくすと毎食相当ガッツリ食べないとカロリー不足に陥りそうです。
血液検査結果は3.5ヶ月でどう変化したか
夏の間しっかり運動をしましたので、6月の血液検査からの変化も見ておきましょう。
なお、同じ病院ですが前回の血液検査と基準値が異なるため、判定は今回の健康診断の「保険指導判定値」を用います。保険指導判定値とは、詳細の検査をする必要はないが「注意してくださいね」という指導を受ける基準値です。
血中脂肪
項目 | 6月 | 9月 | 基準 |
---|---|---|---|
中性脂肪 | 55 | 43 | 150以上 |
HDLコレステロール | 81 | 83 | 40未満 |
LDLコレステロール | 66 | 55 | 120以上 |
少なかった中性脂肪が更に減りました。そして相変わらずHDLとLDLの逆転現象が起きており、今回は更にそれが進行しています。夏の間に痩せた原因はコレかもしれません。やり過ぎのレベルに達していますので、もう少し脂質を摂取したほうがよいのでしょう。
肝機能
項目 | 6月 | 9月 | 基準 |
---|---|---|---|
GOT | 15 | 19 | 31以上 |
GPT | 10 | 21 | 31以上 |
γ-GTP | 12 | 36 | 51以上 |
お酒は毎日「医学的に適量」と言われるだけを飲んでいます。肝臓関連の数値は全て上昇していますが、基準以下ですのであまり気にすることはないでしょう。
糖尿病
項目 | 6月 | 9月 | 基準 |
---|---|---|---|
HbA1c(NGSP) | 5.7 | 6.2 | 5.6以上 |
HbA1cの値は前回6月の時点でも要注意の保険指導判定値に引っかかっていたんですね。
空腹時血糖値が99mg/dl、保険指導判定値が100以上と、こちらもギリギリですので、今後も糖尿病には細心の注意をしておかないといけませんね。
貧血検査
項目 | 6月 | 9月 | 基準 |
---|---|---|---|
ヘマトクリット | 44.0 | 40.6 | - |
血色素量 | 14.6 | 13.2 | 13.0以下 |
赤血球 | 521 | 485 | - |
血色素量が減り、基準ギリギリです。これは体が貧血寄りに変化したということです。
血液の酸素運搬能力が落ちているという意味になりますので、運動をしている身としてはちょっとイヤな感じですね。念のため、鉄分摂取も意識してみましょう。
まとめ
運動をしっかりこなした夏を過ごしましたが、健康診断の結果は概ね良好。
ただし、幾つかのフィードバックがあります。
- 運動前後の糖分摂取は控えること
- カロリー不足は間食ではなく、食事の量を増やして補うこと
- 今後も糖尿病に注意を
- 脂質の摂取をもう少し増やそう
- 鉄分を意識して摂取しよう
こんな感じでしょうか。
次回の検査は脳出血発症1年後の診察ですので、今から3ヶ月後の12月です。おそらくMRIで脳の状態を確認することになるでしょう。こちらは直接手が出せないだけに、できるだけ血圧を下げて祈るしかありません。新しいお漏らしがないと良いのですが。