手首式血圧計の補正をしよう

HEM_6310F

現在私はこの手首式の血圧計を愛用しています。
オムロンのHEM-6310Fです。
小さく持ち運びに便利なため外出時はいつも鞄に入れています。
もし動悸や立ちくらみで「脳出血再発か?」と不安になった時はすぐに血圧の確認ができ、これが日常生活の安心に繋がっています。

しかし手首式は手首式血圧計の注意点でご説明したように正しい血圧値が測定できるかには個人差があります。

私の場合はどうでしょうか?
確認してみましょう。

補正値を調べる方法

病院や市役所などには据え置きタイプの大きな全自動上腕式血圧計が設置されています。

0262_02-3044-00_002.indd

この据置型と自分の血圧計を比較することで正しく測定できているかを確認します。

据置型→手首式→据置型→手首式・・・

というように連続してデータを取りましょう。
可能であれば5回ほど繰り返せばより正確な差が分かります。

実際にやってみました

血圧計 1回め 2回め 3回め 平均
据置型 121-83 114-80 112-80 115.6-81.0
手首式 116-86 120-84 117-85 117.6-85.0

※データは退院直後の降圧剤が強かった時のものです。

ロビーが混んできたため3回測定でストップしましたが、ほぼ差がないといううれしい結果になりました。
この程度のバラつきなら測定誤差として補正せずに使っても良さそうです。

まとめ

これで安心して手首式血圧計で測定を続けられます。
手首式をお使いの方は是非試してみてください。

ただし測定値の中心がずれるという問題は血圧計ではなく個人に要因がある場合が多いため、自分が合っていたから家族が使っても問題ないというわけにはいきません。
家族がお使いになるなら一度その方でも補正をしてみてください。

もちろん自分に合っていないからといって「この血圧計はガラクタだ!!」と声を荒げるのも大人げがありません。
「私は動脈硬化が進んでいる」と言っているようなものです。

冷静に受け止めて正しい判断をしましょう。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です