塩分摂取制限についてまとめよう

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高血圧対策として真っ先にやらなくてはいけないのが塩分制限。
今回はこれについてまとめていきます。

高血圧と塩分の関係とは

高血圧対策といえば塩分を控えること、そう言われていますがそれは何故でしょうか?

実は血圧と塩分の関係は完全には解明されていません。
塩分(塩化ナトリウム)を過剰摂取し血液内のナトリウム濃度が高くなると、体はその濃度を一定に保つために血液に水分を蓄えて薄めようとします。
すなわち血液の量が増えることになり、その結果血圧が高くなると考えられています。
スポーツ飲料は「電解質(ナトリウムイオン)で水分補充」とアピールしていますが、これと同じ原理です。

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降圧剤の中に利尿剤があるのはこのためです。
取り込まれた水分を輩出することで血液の量を減らし、血圧を下げるという仕組みなのです。

逆に塩分の摂取が不足すると飲んだ水分は体内に蓄えられずに不要物としてすぐに排出されてしまいます。
トイレが近くなるということです。
これがひどくなると、水分を摂取しているのに脱水症が起こるという不思議な現象が起きます。
これがナトリウム欠乏性脱水症と呼ばれる疾患です。

どうやら塩分は多くても少なくてもいけないようです。
では、普通の生活ではどの程度塩分を摂取しているのでしょうか?

普通に生活すると塩分はどの程度?

2012年の調査では成人の一日あたりの平均塩分摂取量は男性11.3g、女性9.6gとなっています。
これに対して厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2015版」では男性8.0g未満、女性7.0g未満を目標としています。
日本人は基本塩分摂りすぎなのです。

これは日本の食文化に食塩を使うものが多いためです。
例えば「かけ蕎麦」でも汁まで飲むと塩分相当量で5gもあります。
ラーメンも6~9g、最近多い濃厚なモノは10gを超えるものもあるのです。

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脳出血を起こす前の私はどうだったかというと、ざっと思い出しても明らかに平均を越えていました。

蕎麦やラーメンの汁は常に完飲。
何を作っても味付けは濃い目。
餃子などのつけダレや刺し身の醤油もしっかり浸してから食べていました。
さらに毎日夕食後に仕切りなおして晩酌をしていたので実質4食目もあったのです。

おそらく平均の2倍程度の塩分を摂取していたのではないでしょうか。
残念ですが、もうそんな生活とはサヨナラしないといけませんね。

塩分とナトリウムの関係

最近は多くの食品に成分表が記載されています。
ありがたい限りです。
ただし私達が最も気にしなくてはいけない塩分は「食塩相当量」と「ナトリウム」の2種類の表記方法があります。

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その換算は以下のとおりです。

食塩相当量(g) = ナトリウム(g) × 2.54

ナトリウムが1000mg(1g)のときは食塩相当量が2.54gになるということです。

この換算は必ず覚えておきましょう。

高血圧患者の塩分摂取量は?

実は退院するときに病院から減塩の目安を何も聞かされていません。
減塩だけでなく退院後の注意点など何もかもです。
うーん・・・。

さて、いろいろ調べた結果、高血圧患者の塩分摂取量は一日あたり6gという数値が一般的のようです。
私もこれに従っておきましょう。
そういえば入院食も一日6gでした。

塩分相当量で一日6g(ナトリウム2.36g)を摂取限度とします。
すなわち1食で考えると塩分摂取量は2g(ナトリウム780mg)となります。

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この6gという制限を男性の場合で見てみると、平均的な人の半分程度しか塩分を摂取できないということになります。
概して高血圧患者は私のように平均以上の塩分を摂取していますので、非常に厳しい「食生活の変化」が必要になります。

食塩感受性

塩分を摂り過ぎると血圧が上がりやすいというのは分かりました。
しかしその程度が人によって異なる場合があります。
これを食塩感受性といいます。

塩分で血圧が上がりやすい人と上がりにくい人がいるのです。

塩分摂り過ぎ=高血圧と思われがちですが塩分だけが原因とはかぎりません。
肥満やストレス、運動不足、喫煙、他の疾患などでも高血圧になります。
塩分の摂りすぎで高血圧になったのでなければ、塩分制限をしても血圧が下がらないのは当たり前ですよね。

すなわち、いくら食事の塩分制限をしても効果がない場合もあるということです。
そのときは本当の原因を追求していかないといけません。

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では私はどうでしょうか。
正直なところまだわかりません。
脳出血発病から一ヶ月経っていますが、朝の血圧は110/70程度と非常に低い値になっています。
強い降圧剤を服用しているので、塩分制限と降圧剤、さらに減量や生活改善のどれがどれだけ効いているのかがわからないのです。

適切な降圧剤が見つかり容態が安定したときに、塩分摂取量と血圧の関係を調べてみたいと思います。

ということで

私の塩分制限は「塩分相当量で一日6g(ナトリウム2.36g)未満」に決定です。
頑張っていきましょう。

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コメント

  1. フジッコ より:

    こんばんは。
    タニタ食堂監修ちゃんぽん味
    をご存知ですか?
    このサイトにはなさそうなので?
    お知らせです!
    なんと、塩分が、1.3gです。スープが362mgなので、粉末を減らせばもっと塩分も減りそうです。
    これと、バナナと納豆ぐらいでお昼はいいかなーと考えてます。

    旅行から一週間、
    血圧がやっと以前のように戻り
    降圧剤も、1種類に戻りました。

    なかなか
    ameoさんのように薬を止められる域にはいかないのは残念ですし
    また
    旅行も安心して行けないのもまだまだ残念ですが
    様子を見ながら
    付き合っていくしかないのかなと
    思っています。
    焦りは禁物ですね。

    • ameo より:

      フジッコさん、こんばんは。

      ヌードルはるさめ タニタ食堂R監修 ちゃんぽん味
      これは初めて見ました。

      スープ春雨はダイエット向けの商品でもあるので147kcalとかなり軽めですね。
      ご飯やバナナなどエネルギーになるものをつけないと厳しそうです。
      あと0.7gですから食パンもいけそうですね。
      私も食べてみたいのでちょっと探してみます。

      血圧が無事元に戻ったようで安心しました。
      今回の一件は悔やまずにプラスに考えていきましょう。
      一時的に血圧が上昇してもまた下げればいいだけです。
      フジッコさんはそれができたということです。

      せっかく生き残れたのですから人生を楽しみつつ長生きを目指しましょう!
      一番の目標はコレですよ。

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