血液検査を受けてきました。
ただ、ちょっとトラブルがありいろいろと大変でした。
門前払い
自宅から歩いていける市内の公立総合病院へ行き、総合案内に相談すると「この病院では受けられない」とのこと。
どう言うことかというと「脳出血を治療した過去があるのであれば、たとえ治療が終わっていてもその病院の紹介状が無い限り診察は出来ない」と言うのです。
紹介状が無いと診察費が高くなったり診察の優先順位が低くなるのは承知していましたが、今回は「出来ない」という拒否です。
よくある体調不良や頭痛だとしても、脳出血や高血圧の影響ではないと言い切れないからここでは診察は出来ないという解釈です。
これにはちょっと驚きました。これからは救急車で運ばれ緊急入院をした病院を経由しないと地元の総合病院は利用できないということです。これはとても不便なことです。
方針変更
埒が明かないので方針変更。
「では自費で構わないので健康診断として血液検査を受けたい」と告げると、しばらく調べた後で「血液検査はできるが電解質やナトリウムという項目は無いから別の病院に行ったらどうか」というちょっと不可解な回答が。一般的な検査項目ですので、そこを再度確認すると即答で「いやありますよ、受けることはできますがー」と支離滅裂。どうやら詳しくないと踏んで騙して追い返そうとしたようです。
不安になりながらも検査をお願いすると、また「別の病院で受けたらどうか」と話が一向に前に進まない。
明らかに対応がオカシイ。
しどろもどろな窓口担当の様子から推測すると誰かに断るように指示をされているような雰囲気。
この総合病院は昔からこの手の悪い噂があるので、もう粘らずに撤退。
仕切り直しで別の病院へ
その足で同規模の私立総合病院へ。
こちらは診察と血液検査、そして「そういうことであれば尿検査もしましょう」ととても前向きでスムーズ。
血液検査の結果は30分ほどで出るのですが、診察が午前中ギリギリの時間帯だったため、1週間後に詳細を説明していただくことにしました。
急ぐなら昼休みを潰してでも対応してくれるようなことを言ってくれましたが、さすがにそれは申し訳ないので遠慮しておきました。
初診料と検査費用、保険適用で2950円。
なんだろう、この対応の違いは。
大病を起こすとこの手の病院トラブルが増える
そんなこともありいろいろ調べてみると、一度大病を起こすと他の病院との関わり方が面倒なことになる場合があるようです。
わすかでも元の病気が関わる可能性がある場合は「紹介状が無いと診察できない」という判断をすることがあるのです。
紹介状が無いという理由で診察拒否はできないのが建前ではありますが、実際は今回のように断られることがあります。
あまり外来を受け付けていない救急病院に担ぎ込まれた私は、その病院で診察や紹介状を受けるには手間と時間が掛かります。これからは具合が悪くなっても駆け込んだ病院で診察を受けることができないトラブルが増えるのかもしれませんね。
今回のケースでは「血液検査で今の体の調子を確認したい」ということが目的であるなら、脳出血や高血圧など余計なことは言わないほうが良かったのかもしれません。それはそれで医師を騙すことになるので気が進まないのですが。