2014/12/31 大晦日、脳出血について学ぶ

大晦日

とうとう大晦日。
睡眠時間は8時間ほどでしょうか。
入院してはじめてぐっすり寝ることが出来ました。

右肩の痛みもほとんどなくなり体は快適。
看護師が一緒なら歩いて良いよという「介歩」扱いになる。

早速はじめてのお買い物。
着替えもとうに底をついていたし、歯もスポンジではなくちゃんとしたブラシで磨きたかった。
タオルも何枚か買った。

朝の点滴が最後の一本とのこと。
ところが調子に乗って立ち上がったり歩きまわったりしていたら点滴に血液が逆流し、チューブがどす黒い赤色に変わっていてビックリ。
点滴は袋から針までの段差が重要だということを最後の最後に知る。
結局、この点滴が全部落ちるのに夕方までかかってしまう。

スマホが使いにくい

まだ若干麻痺が残る右手でスマホを操作すると、どうしても誤操作をしてしまう。
人差し指だけ伸ばし操作を始めるのだが、次第に曲げていた指が広がっていき、親指や中指が画面の意図しない場所をクリックしてしまう。
慌てて指に力を入れて折り曲げる。
何度も何度もこれを繰り返していました。
イライラしますがリハビリとして治るまで続けなくてはいけませんね。

脳出血って何?

一日中何をしていたかというとスマホで脳出血について調べていました。

脳出血とは
脳出血の後遺症
リハビリ
再発の危険性

主原因は高血圧で、更にその原因は塩分の摂り過ぎ。
特に高血圧と塩分には身に覚えありまくりです。

日本人は平均塩分摂取量でも摂り過ぎと言われていますが、その量の2倍か3倍かという塩分過剰な食事をしていたり。
血圧が150を超えていても、「多分歩いた直後だからだろ」と無視したり。
ここ数年、頭のなかでドックンドックンと脈打つ音が聞こえていたり。

残ってしまった後遺症はリハビリで長期的に治していくことになる。
これは死んでしまった脳細胞と同じ機能を脳の別の位置に再現するということで簡単なことではない。
そして完全に再生することはとても難しい。

退院したから元のままの生活に戻れるというのは大きな勘違いで、これから一生血圧のコントロールが必要になります。
高血圧が原因とする疾患は心不全、腎不全などいろいろありますが、私の場合は真っ先に脳の血管が切れてしまうようです。
すなわち再度高血圧になった時にはまた脳出血になる可能性が非常に高いということです。

大幅に回復して楽観的になっていましたが、現実を知るたびにテンションが下がります。
好き放題にやっていた自称「普通の生活」に戻れるわけじゃないんですね。

調べれば調べるほど憂鬱になります。

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